「ライセンシング ジャパン」 10周年に寄せて

2020.1.15号

後援団体インタビュー

(一社)キャラクターブランド・ライセンス協会 理事長
(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント 執行役員
(エンタテイメントソリューションビジネスグループ担当)
(株)ソニー・ミュージックソリューションズ 代表取締役

古川 愛一郎 氏

ライセンシング ジャパン 10周年、誠におめでとうございます。
後援する業界団体として、大変嬉しく思っております。
私ども キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA)は、ライセンス市場の拡大・発展、そして国際化を目的に2014年に発足しました。
会員数は企業・団体、個人を対象にライセンサー・ライセンシー・クリエイターなど130会員以上に上り年々増加しています。
また、「展示会は業界活性化の重要な場」という考えのもと、2017年から ライセンシング ジャパン を後援しています。

2020年は、ライセンスビジネスのビッグチャンスの年

昨年2019年は、日本で初めて「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」が開催、さらに今年2020年は、いよいよ「東京オリンピック・パラリンピック」が開催されます。
ライセンスビジネスの市場を見ると、スポーツテイストのデザインが急増しており、2020年はこの勢いがさらに加速すると言われています。
そういう意味でも、2020年はライセンスビジネスにとって、ビッグチャンスの年と認識しています。

一方で昨今のライセンス業界は、ライセンサーを含むIPホルダー側は、保有するIPの価値の最大化を狙い、ライセンシーを含む事業者側は、自社の事業を最大化させるIPを探し、常に活動しております。特にライセンサー側においては、『有力なライセンシーや企業といかに直接商談を進めるか』が大きなカギとなっていると言えます。
とはいえ、なかなか新規の取引先と出会う機会も多くない中、新規ライセンシーや企業を発掘する場として、ライセンシング ジャパン が大きく活用されています。

新規ライセンシー獲得の絶好の場

ライセンシング ジャパン は、日本最大のライセンスビジネスの展示会で、世界中から200社1800を超えるプロパティが出展。あらゆる業種のメーカー・小売・メディアなど、55,000名が来場し、出展各社のブースで活発に商談が繰り広げられています。
もちろんソニーミュージックグループとしても、毎年継続して出展をしています。

ライセンサーの皆さんは実感されていると思いますが、以前のように、プロパティを登場させるだけで、多くのライセンシーが商品化してくれる時代ではなくなっています。そこで、皆様に少しでもお役立ていただければとの思いから、ソニーミュージックグループがブースで行っていることをほんの一部ご紹介します。

ライセンシング ジャパン のブースでは、既存のライセンシーはもちろん、新規のライセンシーにも、プロパティの「マーケティングストーリー」をしっかりご説明する場と位置付けています。
例えば、『今期はコアファンに対してどのようなマーケティングストーリーを作っているのか』『オフィシャルショップなど「ここでしか買えない」特別な売り場空間創りをどうやっていくか』など、ライセンサーから明確に発信することで、ライセンシーの方にも十分に理解をしていただきながら、商談を進行していきます。

デビューしたばかりのプロパティは、特にワクワクするようなマーケティングストーリーの構築が必要だと思います。
また、プロパティの世界観にふさわしいブース作りや、商談席の設置なども重要だと考えています。

「ライセンシング ジャパン2019 ソニー・クリエイティブプロダクツ社ブース」

サンリオ・手塚プロ・ワーナーなど 新規出展が40社に!

事務局からの情報によると、10周年を迎える今回の ライセンシング ジャパン には、ビジネス拡大を目的に、例年出展している企業に加え、サンリオ、手塚プロダクション、東北新社、ワーナー・ブラザースなど、新規に出展する企業が40社を超えるとのことです。
来場するライセンシー、ライセンサーの皆様にとっては、例年以上に魅力的な顔ぶれになると思います。


今回の ライセンシング ジャパンによって、ライセンス市場がますます発展するよう、そして ライセンシング ジャパン がより一層ライセンスビジネスの基盤になることを心から祈念しています。